変形ベース

ジャズベ・タイプ、プレベ・タイプを長年使っていると、そろそろ変わったのが欲しくなる(これって私だけ?)、ヘッドが下がったり、ボディーの収まりが悪かったりと、とにかく使いづらい。でも、そのマイナス面をはるかに上回る派手なルックスと「まだまだ若いもんには負けないぞ。」というパワーが沸いてくる。悪くはない。ただ、Pink Noiz の中では若干浮き気味かも。

Gibson Thunderbird ⅣBass

変形ベースの代名詞という事で、まずはこれを手に入れました。文句なしの重低音!

Ibanez Iceman Bass Flag

次にGrecoのミラージュ ベースが欲しくなり物色していた所、このカラーリングを見て一目惚れ、即買いしました。アイスマンは海外専用モデルで、このFlagは2008年のアイバニーズ(昔イバニーズと言っていた頃、1PUのMCを使ってたっけ)の、30thアニバーサリー モデルとの事でこの赤/白の他に黒/白もありました。ハムバッキングX2のパッシブでサンダーバードと同じレイアウトですが、こちらは癖のない素直な音です。ただ、まだリハで1・2度使っただけです。

B.C.Rich Mockingbird Bass 1600JE

今度はこれが安く売られていたので、つい買ってしまいました。これもUSA製ではありませんが、SW類は同じレイアウトになっています。どのSWもほとんど使い道がなく、皆この回路をバイパスして使っている人が多いようです。Seymour Duncan のPタイプPUが2つ付いている事でプレベ的なモコッとしたものではなく、ジャズベ的なパリッとした乾いた音です。あと、B.C.Richと言えば、昔、後藤次利さんがイーグル ベースを持った「チョッパーズ ブギ」のLPを買って憧れていました。J-ROCK(特にビジュアル系)ではモッキンバード ベースを使っていた人も多かったですね。

B.C.Rich Mockingbird Bass Heritage Classic

変形ベースと言えばサンダーバードと並んで、もう一方の雄、B.C.Richも当然、欲しくなる訳で、USA製ではありませんが雰囲気はバッチリです。B.C.Richと言えばクリーム色のDimarzio。という事で早速載せ変えました。オリジナルはプリアンプ+2バンドEQでいかにもアクティブという音でしたが、Dimarzioに換えてからは、より引き締まった低音になりました。

PUはDIMARZIOに交換。

スルーネック

変形ベースの宿命「ヘッド落ち」について

これは、ストラップのネック側のピンの位置の関係で仕方のない事です。対処法としては
1.ストラップ・ピンの位置をボディー裏から上側ホーン(つの)の上部に変える。
ただ、サンダーバードやモッキンバードの場合、上側ホーンが無いに等しいタイプではあまり効果が望めない気がします、実際にした事は無いんですが・・・。
2.ストラップの肩の部分に滑り止めパッドを付ける。
これは実際にしていますが多少は良くなります。ただ、両手を離すとヘッドは下がります。

3,指弾きの時は、右手首でボディーを下へ押下げながら弾く。少し肩が疲れますが一番安定します。
4.ピック弾きやスラップの時は、左手人差し指の付け根を絶えずネックに添え持上げている。これはポジション移動の時左手が疲れます。
と、まあこんな感じで、変形ベースを弾く以上避けては通れない問題です。私は「2」と「3」または「4」を組合わせて何とか凌いでいます。

 

Aria SWB-04 アップライト ベース

アップライトと言えば、やはり最初は押さえる位置がつかめず戸惑いました。そこで出来るだけ開放弦を使ったベースラインにすると、音程が安定して聞こえます。ただ、今まで使っていたスケールのポジションとは違ってくるのでちょっと厄介です。また、7F付近から上になればなる程、押さえる位置の少しのズレが大きな音程の差になってしまうため、より正確さが必要になります。なので、「どうしても」という時以外は使わないようにしています(だから上達しない)。それと、アップライトの教則ものには、人差し指,中指,小指の3本の指で押さえるのが基本となっています。出来るだけそうしょうと思っているのですが、どうしても薬指が出て来てしまいます。